去年行った神奈川県横浜市保土ケ谷にある水道の資料館
小学生向けの内容から、大人向けの技術的な解説もあって
見所ある資料館です。
基本情報
営業時間:9:00~17:00(最終入館時間は午後4時30分)
休館日 :
4月から8月まで 第1月曜日(祝日にあたる日はその翌日)
9月から3月まで 毎週月曜日(祝日にあたる日はその翌日)
祝日の翌日(土・日にあたる日を除く)
年末年始(12月28日から1月4日まで)
写真撮影:ほかの見学者さんが撮りまくっていたのでたぶん可能
特に禁止等も書いてませんでした。
入場料 :無料
HP :横浜水道記念館について 横浜市
公式ホームページ上だと特に明記はありませんが駐輪場があるので
バイクと自転車は確実に駐輪できます。
敷地に入ると
正面に見えるのが 横浜水道記念館です。
左手に駐輪場
右手に横浜水道技術資料館とUFOぽい建造物
横浜水道記念館
記念館に入って 何このカエル達?
と思って近づくと急に動いてビビらせてくる噴水
写真だと解りにくいですが、連続ではなく粒状に水を出していて、
「なんかすげぇ~」 な気持ちにさせてくれます。
1階
1階は横浜の村としての歴史からはじまり、
コレラとの戦いや、水道の近代化に尽力した
ヘンリー・スペンサー・パーマーの偉業等を展示しています。
少し早めに読んでいって1時間ほどで読めます。
2階
水のろ過の仕組みや、給水ネットワーク等を展示しています、
クイズゲームや解りやすくかみ砕いた子供にもわかりやすい展示が
されています、文章量は少ないですが、動画展示が多いので二時間ほど
かかります。
真面目に見てたら写真は撮り忘れました・・・
3階 展望台、資料室
この資料館自体が小高い丘の上に有るので
晴れた日に展望台まで登ると遠くまで景色をたのします。
行った日は晴れていて横浜ランドマークタワーが見えました。
右下にあるのが技術資料館
奥に見えるのが宮ケ瀬、手前は西谷浄水場
この資料館の裏手は現役の浄水場になっていて水を綺麗にしてくれています。
一週間前までに申し込めば見学をさせてくれるそうです。
いってみたい。
横浜水道技術資料館
同じ敷地内のさらに奥にある技術資料館
技術資料館の名前に恥じぬ、水道管の掘削工法や、
昔の水道管の接続方法を展示しています。
昔の水道管は鉛やハンダで溶かし込んで接続していたそうで、
よく現場でそんな面倒な事していたな・・・と思います、
他の物でもそうですが、昔の施工方法を見るとガッツの塊
内容的に記念館と被る所もありますが、ちょっと違うのでまあまあ楽しめます。
真面目にみると2時間ほどかかります。
屋外展示
獅子頭共用栓
横浜水道が完成した当時、↑で紹介したパーマーさんが地元(英国)
から600基取り寄せて、各地に設置 何戸か共用で使ったそうです。
水道記念館内部にも展示がありましたが、屋外には作動するものがあります。
本来は鍵を差し込むと口から水を出すのですが、
この共用栓は近づくと人感センサーで水を吐き出してきます。
唐突に動き出すので入口のカエル達と一緒でビビらせてきます。
荒ぶる獅子 カッコいいけど何故ライオンの口から水を出そうと思ったんでしょうか?
1500Φの逆止弁
大きくて複雑な鋳物をみるとどうやって作ってるのか本当に不思議です。
エンジン屋さんに聞いたら砂型で作ってるらしいんですが、
どうやって砂をそんな形に??いつか鋳物屋さん見学に行きたい。
屋外のUFO
見かけのわりに真面目な設備、ろ過池を洗浄するための
洗浄水槽だそうです。
この形の理由は書いてませんでしたが、きっと何か理由はあるはず。
屋外にはそのほか小物展示があって全部真面目にみたらここも1時間ほど
眺めの良いところにベンチなんかもあってのんびり出来る展示
スペースです。
まとめ
水道に関する歴史や技術的な事が豊富に書いてありかなり楽しめます。
が、真面目に見ていくと6時間ほどかかって体力的にキツイ
長時間観覧でお腹がすいたら近くにお店は無いので駅まで戻るしかない。
自販機はあるので飲み物は確保できます。
夏の観覧は辛そうですが、噴水池が改装されたので家族連れ水遊びには
とても良さそうです。