つづき
伊豆大島 岡田港
船が港に着く30分ほど前に船内放送で到着予告が出ます、
周りに寝てる方もいるので静かに退船・・・
今回船が着いたのは岡田港、波や風の方向で船は元町港へ行く場合も
終点の島で無ければ速攻で手荷物を下ろしてくれます。
この赤いウェアの方とはお昼にお店で再開しました、自転車で島一周しにきたそうです。 正気か!?
バイクを受け取ったら荷物を詰め込んで、道路まで押して歩きます。
船や飛行機が島に着く際は必ずお巡りさんが不審者チェックをしています、
素直に押しましょう。
在島のトリッカーさんと合流してとりあえず裏砂漠へ
大島一周道路を走っていき、左手に噴火シェルターが見えたら右折
日本で唯一の砂漠 裏砂漠
砂漠(さばく、沙漠)とは、降雨が極端に少なく、砂や岩石の多い土地のこと。 年間降雨量が250mm以下の地域
日本における「砂漠」
日本で砂漠が付く地名が国土地理院発行の地図に記載されているのは、伊豆大島の三原山山麓にある「裏砂漠」「奥山砂漠」2カ所のみである[3]。火山岩に覆われて植生が少なく、風景が荒涼としているものの、島全体に降雨は多く厳密な意味での砂漠ではない。広大な砂礫地として知られる鳥取砂丘も砂漠と地形がよく似ているが、あくまで温帯湿潤気候下で降水量は豊富である。風で絶えず砂が動くために植物が生えにくいが、砂丘の景観を維持するためボランティアによる除草が行われているほどである。
wiki より引用
wikiで初めて見たら砂漠って言うほど砂漠じゃなかったんですね!?
とりあえず右折すると
急に真っ黒なエリア、小さな火山岩の道です。
レンタカー・レンタルバイクは破損防止の為か基本的に進入禁止になっています。
観光車も結構走ってるので譲り合って走ります、滑ってくるので
あまり近づきすぎないように。
そのまま進んで行くと開けたエリアにでます。
今はバイクで行けるのはこの開けたエリアまでらしいです、
自然保護区になったとか??
このエリアはフワフワしていて走りにくい。
当時履き替える時間が無くてSIRACのままで行ってしまったので
ズルズル滑ってしかたなかったです・・・
当時まだあったT63に履き替えてから行ってればもっと
楽しめたはずなのに!!!!そこだけ今でも後悔しています!
白いのは雪です、結構寒かった思い出があります。
山に突撃しまくる!!
火口や峰に上るのは朝日を見る明日にとって置くことにして、
他の林道を攻めにいきました。
ロープが無いので降りたらどうにもならなそうな溝
雨が降ったら川になる様でした。
どっかの山の中
案内してもらいながら行ったので裏砂漠意外名前の場所もよく解らない・・・
途中お腹が空いたので波浮コロッケを買いに鵜飼商店さんへ
島では結構人気だそうです。
日の出をみながらカップヌードル!
日が出る前に家を出て
暗闇の砂漠を抜け
日の出を待ちました。
峰でカップヌードルを食べながら待っていましたが、強風の中
風を遮る物が無くてクソ寒かったですが、そんな環境で食べるカップヌードルは
極上のおいしさ!
火口へ
峰を下り、火口側に向かいます。
この火口がある山は三原山という山で、
「昔は火口にマグマが見えて観光客がたくさん来てくれて良かった・・・」
なんて語ってくれたお爺さんが居ました、詳しくは
伊豆大島火山博物館へ行くと丁寧に教えてくれます。
火口の中は外と違って風もなく、道は割と締まったフラットダート
道から少し外れるとフワフワできついですが!!
外と大差無いので早々に林道へ向かいます。
ジムニーなんかは結構入ってくるそうです。
真ん中らへんに見える白いものはコンクリートの道で、
昔は馬車がこの道を走っていたそうです。
その後の悲劇
その後2本林道を走り、大島一周道路へ出てアスファルト路面を走ると
リアタイヤがなんかおかしい・・・?
一回止まってもらおうかな?とか考えてると
筆島手前で急にスカっと滑るアクセル
アクセルワイヤー破断!!!
止まってみてみるとリアタイヤには木ビス!!!!
鹿児島へ行った時も、利尻島に昆布漁へ行った時もパンクはしなかったというのに…
当初二泊三日予定でしたが、筆島展望台で海運に電話して予約変更
この日の夕方の船で帰ることにしました。
筆島展望台→岡田港
現在地は筆島展望台、リアタイヤは木ビス刺さっているのに
何故かエアーは抜けていない、流石ミシュランチューブのくせに強い
船に乗せる為には岡田港まで戻らないといけません、
押して戻るには坂有りで20キロ以上押さないといけない、
島だと何かめんどくさいので救助も呼びたくない
行くぜ!!アイドリング走法!!!
幸い私のXRはME08仕様にしているのでキャブのアイドリング調整は
比較的容易
ニュートラルでアイドリングを高めにセット
↓
クラッチソフトミートさせて発進
↓
走り出したらアイドリングを上げ続けてスピード調整
走り始めは20km程しか出せませんでしたが
この辺着くころには60km程出せるようになっていました。
キャブ車で良かった・・・
アイドリングの懐の広さよ!!!ありがとう!!!
私はそのまま岡田港へ、トリッカーさんには荷物を取りに行ってもらい
岡田港で合流しました。
アイドリング走法中ずっと後ろを走っていてくれたトリッカーさん
何故かトリッカーさんもパンクしました。
大島の道の罠の多さよ・・・
まとめ
ざっくりとした事しか書いてませんが、
・動物園
・砂漠
・貝の博物館
・伊豆大島火山博物館
など、伊豆諸島の島にしては見るものが多い島です。
アクセスについても今回使用した客船以外に高速艇、調布飛行場から出る飛行機もあり
利便性も良いので初めての島にはおすすめです。
利便性が良くなった結果日帰りで帰ってしまう人が多くなって島民があえいでいます。
ぜひ宿泊を!
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