今日、久々に帰り母と雑談をしていると、何故か土俵の話になりました。
母「小さな頃おじいちゃんの家に土俵が有ったの覚えてる?
あの砂って凄い高いらしくてね、おじいちゃん作る時驚いてたわ」
私「ああ、そう言えば・・・」
私がまだ幼稚園くらいの頃、3階建ての鉄筋コンクリート造りの一階に
祖父が叔父の為に作った土俵がありました。
一度だけ廻しを付けて当たり稽古みたいなのをしたのを覚えています。
私「一度だけなんかやったよね」
母「そうそう、巨人・大鵬、なんだっけ?知ってる?」
私「卵焼きだよね、聞いたこと有るよ」
母「そう、それそれ あの土俵その大鵬の土俵になってるのよ。
〇〇(叔父)が使わなくなってからおじいちゃんが自費で
田無神社に寄贈したの、全部一人で運んでたのよ
大國魂神社にはもう有ったからね、田無神社にしたのよ」
私「気づいたら消えてたと思ってたらそんな事になってたの!?」
母「大鵬を呼ぶために、当時はお相撲さん呼ぶの高かったから
何でだか忘れたけど大鵬の名前を付けてね、
体調がいいときに来てもらって土俵開きをしたのよ、
見に行ったの覚えてない?
〇×(兄)と〇△(姉)だけ大鵬写真とったんだけど
〇▲(私)はどこかに消えちゃって大鵬とは写真とれなくて
大泣きしてたわよね」
私「ああ!!思い出した!あれ田無神社だったの!!
石の上から縁側によじ登ろうとして落ちて泣いてたらお相撲さんに
抱かれた!!」
母「懐かしいねー」
当時色々優遇されていて不思議でしたが謎が解けました。
今でも土俵は有るんでしょうか?
祖父が作ったままに有るんでしょうか?
あの落ちた石はまだ有るんでしょうか?
そんなに遠くないので近いうちに田無神社に行ってみよう。