www.cross-ja45.comつづきです。
突入
もう少し先に行くと草木が茂ったところがあるので
入ると
軽い土砂くずれ
分岐点
手掘りの分岐
まずは右に進みます。
手掘りの道、高い所では2m程あって快適に歩けます。
所々に奥行き5mくらいの貯蔵庫?みたいなのがあります。
支保工したような木くずも沢山。
大部屋(司令部だったらしい所
細道を抜けるとコンクリ打ちの大部屋
戦後70年を超えますがコンクリは意外綺麗です。
右奥の道を入ると
途中のトイレ?
そのまま抜けるとまた大部屋、その奥には溶接で止め殺しされた門扉
門扉に近づくと
下層へつながる道
ここがどうやら下層に繋がっている様です。
一緒に行った方曰く、小さな頃にここに勤めていたというおじいさんが来て
懐かしいから見に来たと言ったそうです、その時この塹壕は山の中を
上下にも作っているとの事でした。
多分降りたら塹壕が広がっているんでしょう。
当時物のガラス瓶?
戻ってコンクリ通路の右の部屋に入ると
個室ぽい部屋
他の部屋には無いのに、この部屋には換気口がついていました。
他の部屋には無いのになぜ換気口が?
換気口に近づくと足元に大きな穴が開いていました。
そんなに深くはない穴ですが、奥行きがある感じでした。
見学してる時は気づきませんでしたがビニールが落ちていますね、
真新しい感じ、直近で誰か来ていたんでしょうか
換気口の中
ここも土砂崩れで塞がっています。
それにしても風雨に晒されなければコンクリってこんなにも
ダメージ受けないものなんですね
ちなみにこの部屋は二つの入り口、
途中脇道を探索しつつ
上層へつながる道
下階層に行く道は門扉で封鎖されていましたが、上階層に行く道は封鎖されて
いませんでした。
長靴でも無いとダメそうなので今回は行きませんでした。
分岐点まで戻り、
今度は左手に進みます。
入るとすぐ階段
左手は少し進むとすぐ階段になっていました。
土っぽい階段なのに意外と形が保たれています。
そして何故か炭化した木が撒かれています。
そのまま進むと直進と左折、まずはそのまま直進
血の池
右手にコンクリ製の貯水槽?
この貯水槽は昔は多く残っていたそうで、食紅を垂らした様な紅い水が
溜まっていたことから血の池と呼んでいたそうです。
まっすぐ進んで行くと丁字路にあたりました、
左折るすると右手に出口が見えました。
右手に曲がらず、直進すると再び丁字路
右は二股
左手は先ほどの血の池でした。
戻って丁字路を右折すると
碍子
碍子が落ちていました。
昔の電線は布で包まれており絶縁性が悪く、碍子引き工事がされていました、
この塹壕にも昔は電気が通っていたんですね。
父島の塹壕だとそのまま壁に付いている物が多いですが、八丈島では壁に
付いているものは見当たりませんでした。
周囲は小部屋何部屋かと行き止まり。
さっきと同じ色の瓶
包丁
行き止まりで振り返ると大きい包丁が置いてありました、誰かが立て掛けた
ぽいですね。
行き止まりの小部屋
木が結構落ちてますが、ここは支保工していた様子でもないので
床にひいていたんでしょうか?
碍子と瓶の欲張りセット
探索終了
一通り探索し終わったので途中で見つけた出口から外へ
今出た道を外から見るとこんな感じ
行く時は気づきませんでした。
30分ほどの探索でしたが中々楽しめました。
その3へ続く